禁煙外来
お医者さんといっしょに医療機関で禁煙をはじめませんか?
喫煙習慣 は ニコチン依存症 です!
ニコチン依存症は再発しやすいが、繰り返し治療することにより完治できる慢性疾患です。意思だけで長期間の禁煙ができるのは、ごく少数です。
主な『ニコチン切れ』の症状
禁煙を始めると、下記のような離脱症状が現れます。
禁煙外来で処方される薬を使うことで、ニコチン切れの症状を軽くできます。
- とてもタバコが吸いたい
- 気分が落ち込む
- イライラ・欲求不満・怒りのいずれかを感じる
- 不安を感じる
- 集中できない
- 落ち着かない
- 食欲が増す
- 寝つきが悪い
- 眠っても途中で目が覚める
喫煙のデメリット
関連資料
- 非感染性疾患と外因による死亡数と危険因子の関係 (PDF 350KB)
禁煙の効果
禁煙すると、段階的に以下のような効果を実感できます
- まわりを煙で汚染しなくなる
- 血圧と脈拍が下がる。手足の血行がよくなり、あったまる
- 血中の酸素濃度が上がる。心臓発作が減少。
- 体内の一酸化炭素濃度が減る。肺がきれいになり始める。
- 体内からニコチンが消える。味覚・嗅覚が改善する。
- 呼吸が楽になる。元気が出る。
- 心臓・血管が改善して、歩行が楽になる。
- 咳、息切れ、喘鳴が改善する。
- 心臓発作のリスクが喫煙者の半分になる。
- 肺がんのリスクが喫煙者の半分になる。心臓発作のリスクがタバコを吸ったことのない人と同等になる。
関連資料
- 禁煙は、家族を守ります (PDF 237KB)
家庭での受動喫煙に起因する肺がん・虚血性心疾患による年間死亡数 - 禁煙で体重が増えても心血管疾患のリスクは減少します(PDF 339KB)
禁煙治療について
以下の4つを満たせば保険診療となります
- 直ちに禁煙しようと考えていること。
- ニコチン依存症スクリーニングテストで5点以上。
ニコチン依存症スクリーニングテスト 設問内容 (PDF 167KB) - 35歳以上の方については(1日の喫煙本数)×(喫煙年数)≧200
- 禁煙治療を受けることを文書により同意していること。
(注)要件を満たさない場合には自由診療(全額自己負担)となります。
保険診療で禁煙治療を受けてから1年以内の場合も、自由診療となります。
禁煙治療のスケジュールと費用
標準的な禁煙治療では、12週間に渡り、計5回の禁煙治療を行います。
健康保険等による診療の場合、チャンピックスを利用した禁煙治療における
患者さんの自己負担額は、2万円程度です。
費用 | 自己負担額 (3割負担として) |
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診療所 | 初診料+再診料 | 8,150円 | 6,150円 |
ニコチン依存症管理料 | 9,620円 | ||
院外処方箋料 | 2,720円 | ||
保険薬局 | 調剤料・薬学管理料 | 4,880円 (薬局の基準により変動あり) |
9,270円 |
チャンピックス | 26,040円 | ||
合計 | 51,410円 | 15,420円 |
ぜひ、ご来院ください。
診療案内
- 診療予定表
- 12月・1月
- 電話でのお問い合せ
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前 8:30~11:30 診療時間 9:00~ |
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午後 13:00~17:00 診療時間 13:30~ |
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休診日:水曜日・土曜日午後、日曜日、祝祭日、年末年始、お盆休み ※混雑により、受付を早く終了することがあります。 |